単なるお遊びとしての「役割語」

私たちは初めて外国語を学ぶ時、過剰なスラングを含まない標準語を入口とする。だから日本語教育でも、奇を衒ったような文章を含まない「ふつうの日本語」を整える事が必要になる。
よく誤解されるが標準語の文法に「男ことば」「女ことば」というような概念は無い。正しくは役割語の一種、というよりもスラングなので、言語学者きんすいさとし先生の用意してくれたおもちゃ箱の中にポイッと入れましょう。創作上の単なるお遊びで著作物のようなものだ。本来そこにルールは無く教育者があれこれと口に出す所とは違う。どれがお姫様っぽいって?それは自分で考えよう。大変大変!この「だっちゃわいや」って、なんて意味?知らんって。だいたいその多くは、なんかの方言のキメラである。長年使い込まれた言語だ。歴史的にいろいろある。日本語なら標準語のほかに、関西弁、東北弁、九州弁、博多弁、琉球語、てよだわ言葉、あるよ言葉、博士ことば、武士ことばなど。英語ならアメリカ英語、イギリス英語、黒人英語、ピジン英語、古い英語、アメリカ南部方言、スコット方言、ウェストカントリー方言、オーストラリア方言、ウェールズ語、あかちゃん言葉、にゃんこ言葉など。でもあれこれ手を出さず、まずはこの標準語をしっかり覚えよう。