ゴソゴソの妖精

それは事故物件と「ねこ物件」を足して2で割ったようなもので、44444円という謎な家賃が設定されている。調査会社によれば、めっちゃ出るとのこと。ただ、出るとは言っても、その、幽霊というか妖怪というか、妖精が……。
茶色ボブヘアーさんはバンダナを頭に巻いて、さっそくお料理。戸棚を開けると、夜職の人みたいな格好の妖精さんが入っていて、なんかゴソゴソしてた。目が合っちゃった。お互いに目が点になったような顔をして、そのまま見つめ合う。紙パッケージの文字が全部ハテナマークに見えちゃうくらい固まっている。申し訳程度の挨拶として、妖精さんの蹴飛ばした缶詰を指で受け止めた。この後のリアクションどうしよう。次回に続く!!